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外注費(業務委託費)とは

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外注費は、業務委託費とも言われます。
外部の会社や個人事業主と業務請負契約を結び、会社業務の一部を委託(アウトソーシング)したときの費用に使います。
よくある費用例だと、コンサルタント利用料や下請工賃・加工賃などがあります。
一般管理部門に外注費用を計上するときは、支払手数料などとします。

1.具体的には

外注費の具体例としては次のようなものがあります。

  • ・経理、給与事務などのアウトソーシング費用
  • ・業務委託費
  • ・下請工賃、加工賃
  • ・写真の報酬
  • ・ヘアメイクの報酬
  • ・デザインの報酬
  • ・原稿の報酬
  • ・スタイリストの報酬など

2.外注するメリットは大きい

会社で社員を雇うと毎月一定の人件費が発生してしまいます。
売上が安定していて、それと人件費のバランスが取れていれば、特に問題となりませんが、売上は常に安定して獲得できるものではありません。
そこで、最初から社員として雇うのではなく、まずは委託契約または請負契約として外注(アウトソーシング)するという方法があります。

外注したときのメリットには次のようなものがあります。

  • ・社会保険に加入させなくてよい → 社会保険料の会社負担が無い
  • ・源泉所得税を引かなくてよくなる → 事務負担の軽減
  • ・外注費=課税仕入なので、消費税対策にもなる → 給与は不課税取引
  • ・固定的な人件費が少なくなる → 経費の削減

3.外注と認めてもらうために

上記のとおり、外注したときのメリットについてご紹介しましたが、きちんと外注として認めてもらうには以下の要件を最低でも満たす必要があります。

  • ・会社から指揮命令を受けていない
  • ・会社から作業時間を指定されていない
  • ・労働時間ではなく役務に対して、会社は報酬を支払っているか
  • ・外注である請求側が報酬を計算しているか
  • ・仕事の責任の所在は本人か(本人だけで完遂できるか)
  • ・仕事は別の人でもできるものか
  • ・材料や道具の費用は本人が負担しているか
  • ・会社と請負契約書を締結しているか

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