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デットキャパシティレシオとは

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デットキャパシティレシオは、有利子負債(借入金や社債など)の水準を分析する指標の一つです。
売却や担保提供が可能なもの(現預金、有価証券、土地)に対する有利子負債の割合で、返済原資となる資産がどれだけあるか、また追加の借入余力があるかを調べるときに使います。
一般的に低いほど良いとされています。

1.計算式と指標の意味

計算式は次のとおりで、デットキャパシティレシオ100%未満が望ましいです。

デットキャパシティレシオ = 有利子負債 ÷ キャパシティ資産 × 100

キャパシティ資産とは次のものを含みます。

  • ・現金
  • ・預金
  • ・有価証券
  • ・投資有価証券
  • ・有形固定資産

この指標が100%未満ということは、担保提供可能な資産によって、借入金がすべてカバーされていることになります。
つまり、銀行は返済が滞っても最終的に完済される可能性が高いと判断します。

もし、この指標が100%以上でも、返済額に対して現預金が十分な水準であれば、収益力・返済能力の面から特に問題はないと言えます。
また、キャパシティ資産に含み損益があるときには、時価によって算出した方が望ましいです。

有利子負債の元本返済と利息支払いには、通常、営業活動から生じるキャッシュフローが充当されます。
しかし、それで足りないなら、資産売却などによりカバーすることになります。
営業キャッシュフローが不足しているときの二次的な債務返済能力が、どれだけあるかを表している指標でもあります。

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