渡切交際費の支給について|ライト・コミュニケーションズ

渡切交際費というものは聞いたことがありますか。
役員や社員へ給料として会社の交際費を支給するものです。
つまり、渡切交際費を支給された役員や社員が取引先との接待などで交際費を支出しても、その精算はおこなわれないことになります。

給与ということで会社の損金にもなりますし、源泉所得税も課税されます。
社員にとっては交際費の分、年収が増えることになりますので所得税や住民税、社会保険料がその分多くなるかもしれません。
社員にとって良いかどうかは、個人の裁量で交際費の支出ができるので本人次第といったところでしょうか…。

広告業界などの交際費の支出が多い業種の会社や交際費の損金算入額の枠を使い切ってしまうような会社では、給与として支給すればその分も損金になりますのでメリットがあります。