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取引の仕訳について

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仕訳とは営業活動で発生する取引を一定のルールに従って、取引内容を表す勘定科目に分類する作業のことです。
この分類作業を経理業務では「仕訳を切る」といいます。
勘定科目のグルーブである「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」ごとに仕訳を切るときの「決まりごと」があります。
「資産が増加するなら左側、減少なら右側」といった仕訳のルールは以下で説明しますが、割り切って覚えるしかありません。

1.仕訳の決まりごと

勘定科目のグループごとにおける仕訳の決まりは次のとおりです。

グループ 借方 貸方
資産 増加 減少
負債 減少 増加
純資産 減少 増加
収益 減少 増加
費用 増加 減少

2.仕訳作業は慣れが大事

簿記ではこの「左側=借方(かりかた)」、「右側=貸方(かしかた)」と呼んでいます。
取引内容によって借方か貸方か迷ってしまい、仕訳を切るのに時間がかかるかもしれませんが、慣れさえすれば瞬時に判断がつくようになります。

日常的に登場する仕訳を早く覚えてしまえば記帳作業のスピードは速くなります。
そしてイレギュラーな仕訳が出てきたときに、その都度調べて知識を蓄積していけばいいのです。
また、記帳に使用する会計ソフトにも慣れる必要があります。仕訳のルールは、日々発生する取引をどんどん仕訳していくことで慣れていくものです。

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