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未収入金とは

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未収入金と売掛金は、未収金を処理する科目として似ていますが、違いがあります。
未収入金は、会社の本業以外の営業取引から発生した未収金を管理するのに使います。
たとえば、車両を売却したときに生じる売却代金の未収金などはそうです。

1.取引の具体例

未収入金が発生するような取引としては次のようなものがあります。

  • ・固定資産の売却(土地や建物、車両、備品など)
  • ・有価証券の売却
  • ・スクラップなどの売却

2.売掛金と似ているが

最初に書いたように、未収入金は、未収金を処理する(対価の受け取りが未収)ことから、売掛金と似ています。
売掛金は、会社の本業である商品や製品、サービスの販売から生じる債権に使用します。
したがって、本業以外の取引で発生する未収金=未収入金、本業の取引で発生する未収金=売掛金、というように覚えておき、処理するのが分かりやすいでしょう。

3.未収収益との違い

売掛金と未収入金の違いは説明しましたが、他にも似ている勘定科目があります。
それは、未収収益です。
未収収益は、本業の売上ではありませんが、不動産賃借契約や金銭消費貸借契約などの一定の契約にしたがい、継続して役務やサービスの提供をおこなうとき、すでに提供した役務に対して、いまだその対価の支払いを受けていないもののうち、支払期日が未到来の対価を管理するための勘定科目です。

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