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現金とは

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現金とは、「円」の日本銀行券や硬貨、「ドル」「ユーロ」などの外国通貨のことをいいます。
税務申告時に作成する決算書では、貸借対照表上に「現金及び預金」などと表示されます。
また、現金には小切手などの通貨代用証券も含まれます。

1.小口現金を会社に置く

会社は少額の経費支払いのために一定額の現金を「小口現金」として会社に置いています。
たとえば、ノートやペン、切手、交通費などの支払いです。
従業員の立て替えた経費は領収書などと引き換えに小口現金から現金を渡すことで精算します。

小口現金以外の現金は、基本的に銀行へ預金しているはずです。
普段、使いもしない大金を会社に置いていて、盗難などの被害にあってしまったら大変ですからね。

2.現金出納帳で管理

現金は、入出金のたびに記録をおこない、毎日、残高を確認します。
現金出納帳を補助簿として帳簿付けしていきます。
日々、現金残高を確認していると、残高が合わなくても原因の特定がしやすいのですが、日数が経ってから残高の過不足に気づいても、結局原因が分からないことが多いです。

3.現金残高が合わない…

現金出納帳で管理していても現金残高が合わないことがあります。
そのときは、一時的に「現金過不足」の科目で処理しておきます。
あとで原因がわかった時点で先ほどの現金過不足を適切な科目に振り替えますが、原因不明のままのものがでてきたら、それは雑収入や雑損失として処理します。
あまり金額が小さいものはこだわらずに雑収入や雑損失として処理したほうが経理処理のスピードは上がるでしょう。

4.小切手などの通貨代用証券

通貨代用証券は、銀行や郵便局などの金融機関でいつでもすぐに現金と交換できるもので、他人に譲り渡すことができます。
小切手などがそうです。小切手などの通貨代用証券を受け取ったときは、換金するまでの間、現金として管理することになります。

以下のものが通貨代用証券の一例です。

  • ・小切手(他人振出当座小切手、送金小切手)
  • ・送金為替手形
  • ・郵便為替(普通為替証書、定額小為替)
  • ・配当金領収証
  • ・トラベラーズチェック
  • ・期限到来済の公社債利札

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