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純資産とは→儲けの積み重ね

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純資産は、資産総額から負債総額を差し引いた金額のことです。
差し引いた金額がマイナスでも純資産と呼びますが、その状態のことを債務超過といいます。
純資産は、以前、株主資本や自己資本などといわれていましたが、平成18年5月の会社法改正により純資産へと名称が変更されました。

純資産は次のように区分されますが、まずは株主資本かそれ以外かで分けます。

  • ・株主資本
  • ・評価、換算差額等
  • ・新株予約権

1.株主資本

株主資本は、わかりやすく言うと株主が出資した資本金と会社が事業で稼いできた利益ということになります。
会社法の施行前には、資本、自己資本などといわれていました。

株主資本の中で、次のような区分があります。

  • ・資本金
  • ・資本剰余金
  • ・利益剰余金
  • ・自己株式

2.評価・換算差額等

評価・換算差額等は、当期の損益に反映されない資産や負債にかかる評価差額を純資産に計上するための区分のことをいいます。
時価評価の含み損益を損益には影響させずに純資産の評価・換算差額等で調整して、税効果会計を適用させるために使います。

具体例は次のようなものになります。

  • ・その他有価証券評価差額金
  • ・繰延ヘッジ損益
  • ・土地再評価差額金
  • ・為替換算調整勘定

3.新株予約権

新株予約権とは、株式会社に対して行使することにより、その会社の株式の交付を受けることができる権利をいい、新株予約権という科目で処理します。
将来的に資本金になりうるので純資産に計上されます。

株主資本と同じように純資産に計上しますが、既存の株主に帰属するものではないため、株主資本とは性質の違うものになります。
また、ストックオプションと呼ばれるものは、報酬として役員や従業員等に新株予約権を与えることをいいます。

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