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領収書をなくした、もらい忘れた

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領収書は経理において必ず必要なものというわけではありません。取引の記録なのでもちろん重要な証ひょうです。
しかし、気をつけていても領収書を失くしたり、もらい忘れたりすることがあるでしょう。そんなときはどうすればいいでしょうか。

もし、領収書を紛失したり、もらい忘れたりしたときは、その代わりとなる取引記録を自分で作成して代用するのです。
取引記録を作るときには、次の点に注意します。

  • ・日付
  • ・金額
  • ・支払先(店の名前)
  • ・内容

上記4点がしっかり記録してあれば、領収書がなかったとしても会社の経費として計上できます。
また、領収書ではなくてレシートでも代用できます。
なぜなら、レシートには領収書よりも詳細に記録が残っていますし、レシートには上記4点がほとんど含まれているからです。

1.領収書、レシートはきちんともらうこと

領収書の代わりに取引記録を作れば代用できるとしても、領収書やレシートはきちんともらうようにしてください。
あくまでも現金の取引記録となる領収書やレシートにもとづいて経理するのが原則です。
そうでないと取引記録を作れば何でもありになってしまいます。

税務署から経理がずさんだとみなされて、あらぬ疑いをかけられるかもしれません。
また、取引のたびに領収書に代わる記録を作るのも面倒ですし、作った記録が全て正確かというとうろ覚えで作ってしまったものも出てくるかもしれません。
したがって、領収書のもらい忘れや失くしてしまったときだけ、自分で記録して残すようにしましょう。

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