仕入債務月商比

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仕入債務月商比(仕入債務回転期間)は、平均月商の何か月分の仕入債務を抱えているかと
いうことを分析するときに使います。商品や製品を仕入れて、その仕入債務を支払うまでに
どれくらいかかるかを読み取ることができます。

計算式と指標の意味

計算式は次のとおりで、一般的に高いほど支払条件(資金効率)が良いです。

仕入債務月商比=仕入債務÷平均月商

より正確に、支払期間を算出するためには、分母に平均売上原価か平均仕入高を使う必要が
あります。しかし、売上債権や棚卸資産とともに運転資金分析をおこなうために、ここでは
売上高を基準に使っています。ちなみに、分母に平均月商ではなくて、平均仕入高を使うと、
仕入債務を最終的に支払うまでの期間を表します。

この指標が大きくなった(長期化)とき、次のようなことが考えられます。
・買掛期間の長期化
・手形比率の上昇
・手形サイトの長期化

ただし、仕入債務以外の資金繰り悪化を補うため、取引先に支払条件を無理やり緩和させて
いる場合があるため、売上債権月商比、棚卸資産月商比の推移なども併せて調査する必要が
あります。

また、この指標の小さくなった(短期化)とき、次のようなことが考えられます。
・買掛期間の短期化
・手形比率の低下
・手形サイトの短期化

要は支払条件の悪化です。会社の信用力が低下して、多くの仕入先から取引条件の短縮を求
められている場合には、一気に資金繰りに窮することになるので、特に注意する必要があり
ます。

 
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