記帳代行・経理代行のライト・コミュニケーションズ株式会社

記帳代行・経理代行ならライト・コミュニケーションズ

毎月の記帳代行は150社以上!
東京での経理記帳は10年以上の豊富な実績。

仕入債務月商比とは

経営指標に関する記事一覧を見る

仕入債務月商比(仕入債務回転期間)は、平均月商の何か月分の仕入債務を抱えているかということを分析するときに使います。
商品や製品を仕入れて、その仕入債務を支払うまでにどれくらいかかるかを読み取ることができます。

1.計算式と指標の意味

計算式は次のとおりで、一般的に高いほど支払条件(資金効率)が良いです。

仕入債務月商比=仕入債務÷平均月商

より正確に、支払期間を算出するためには、分母に平均売上原価か平均仕入高を使う必要があります。
しかし、売上債権や棚卸資産とともに運転資金分析をおこなうために、ここでは売上高を基準に使っています。
ちなみに、分母に平均月商ではなくて、平均仕入高を使うと、仕入債務を最終的に支払うまでの期間を表します。

この指標が大きくなった(長期化)とき、次のようなことが考えられます。

  • ・買掛期間の長期化
  • ・手形比率の上昇
  • ・手形サイトの長期化

ただし、仕入債務以外の資金繰り悪化を補うため、取引先に支払条件を無理やり緩和させている場合があるため、売上債権月商比、棚卸資産月商比の推移なども併せて調査する必要があります。

また、この指標の小さくなった(短期化)とき、次のようなことが考えられます。

  • ・買掛期間の短期化
  • ・手形比率の低下
  • ・手形サイトの短期化

要は支払条件の悪化です。会社の信用力が低下して、多くの仕入先から取引条件の短縮を求められている場合には、一気に資金繰りに窮することになるので、特に注意する必要があります。

関連する記事

記帳代行・経理代行のお問い合わせ

 
東京都中野区で記帳代行・経理代行ならライトコミュニケーションズにお任せください。