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棚卸資産月商比とは

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棚卸資産月商比(棚卸資産回転期間)は、平均月商の何か月分の棚卸資産(在庫)があるのかということを分析するときに使います。
在庫として商品や製品を仕入れてから、どのくらいの期間で販売できているかを読み取ることができます。

1.計算式と指標の意味

計算式は次のとおりで、低いほど在庫の効率が良いということになります。

棚卸資産月商比=棚卸資産÷平均月商

正確に在庫の滞留期間を調べるためには、分母に平均売上原価か平均仕入高を使う必要があります。
しかし、売上債権や仕入債務とともに運転資金分析をおこなうために、ここでは売上高を基準に使っています。
分析するときに何を重視するかによって、売上原価か売上高を使い分けます。
ただ、一般的には売上高を分母にしていることが多いです。

この指標が大きくなった(長期化)とき、次のようなことが考えられるので、在庫内容について品目ごとに調査する必要があります。

  • ・特需を見込んだ一時的な大量仕入れ
  • ・不良在庫(不人気商品、欠陥製品、不良仕掛品など)の発生
  • ・在庫管理ミスによる過剰在庫
  • ・利益操作をおこなうための架空在庫計上
  • ・評価方法の変更など

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