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売上債権月商比とは

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売上債権月商比(売上債権回転期間)は、商品や製品を販売してから最終的に売上債権が現金として回収されるまでにかかる期間(売上債権の滞留期間)がどれくらいかというのを分析するときに使います。
この指標から、得意先との販売条件が読み取れます。

1.計算式と指標の意味

計算式は次のとおりで、低いほど現金化されるまでの期間が短いということになります。

売上債権月商比=売上債権÷平均月商

売上債権は次のものを含みます。

  • ・受取手形
  • ・裏書譲渡手形
  • ・割引手形
  • ・売掛金
  • ・完成工事未収入金

2.時系列で比較してみる

時系列で比較すると、売上債権の回収条件がどのように推移しているか、読み取ることができます。
滞留期間が大幅に長期化していれば、回収条件の悪化や不良債権の発生、架空売上の計上などの可能性が考えられます。
売上債権月商比に大幅な変動がある場合には、売上債権の詳細に注意する必要があります。

また、短期化していれば、回収条件の改善(売掛期間の短期化、手形比率の低下、手形サイトの短期化)が読み取れます。
しかし、資金繰りの確保を目的に、無理な値引き販売をしていることも考えられます。
その点には、注意が必要です。

なお、売上の内訳(商品や製品)によって、回転期間が大幅に変動する可能性があるので、取引先ごと、製品や商品ごとの月商比にも注意しましょう。

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