記帳代行・経理代行のライト・コミュニケーションズ株式会社

記帳代行・経理代行ならライト・コミュニケーションズ

毎月の記帳代行は150社以上!
東京での経理記帳は10年以上の豊富な実績。

現預金月商比率とは

経営指標に関する記事一覧を見るを見る

現預金月商比率は、会社がある時点において、月商の何か月分の現預金を持っているかを示す指標になり、手許流動性比率と言われたりもします。
この指標を調べることで、会社の資金繰り状況に余裕があるのか、余裕が無いのか、大雑把に掴むことができます。

会社の業績が赤字であっても、資金手当てができれば倒産しません。
反対に、業績が黒字であっても資金繰りができなくなると倒産します。
いわゆる黒字倒産がこれです。
そのため、会社の全てのお金を事業につぎ込むのではなく、一定額の現金や預金を運転資金として用意しておく必要があります。

1.計算式

計算式は次のとおりで、高いほど安定性が高いと言えます。

現預金月商比率 = ( 現金 + 預金 ) ÷ ( 売上高 ÷ 月数 )

2.最低でも月商の1か月分は確保したい

銀行は、会社の財務内容を見るとき、財務基盤の安定性を見る指標として、現預金月商比率を重視します。
この指標は、高ければ高いほど資金繰りが安定していると言え、水準としては、最低1か月以上であることが望ましいとされています。
しかし、この指標の水準が高すぎると、上手くお金を使えていないとも言えます。

現預金月商比率は、中小企業は1~1.5ヶ月、大企業だと1か月分くらいが目安です。
決算日だけでもこの水準を満たしておくと、銀行に対する決算書の見栄えが良くなります。

関連する記事

記帳代行・経理代行のお問い合わせ

 
東京都中野区で記帳代行・経理代行ならライトコミュニケーションズにお任せください。