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有利子負債依存度とは

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有利子負債依存度は、総資産に対する金利支払いや返済が必要な有利子負債(借入金、社債など)の割合で、財務の健全性や安全性を分析するときに使います。
簡単に言うと、借金にどれだけ頼っているかということをあらわします。

この指標が高いと、借金しすぎということになり、金利負担が重くのしかかってきて、収益が圧迫されているのではないかと判断することができます。
さらに、金利動向によって利益が大きく左右されやすくもなり、資金繰りが安定しません。

1.計算式と指標の意味

計算式は次のとおりで、低いほど財務の安全性が高いとされています。

有利子負債依存度 = 有利子負債残高 ÷ 総資産 × 100

有利子負債には以下のものを含みます。

  • ・割引手形
  • ・短期借入金
  • ・長期借入金
  • ・社債

銀行が、融資先の返済能力を評価するとき、この指標を使います。
なお、似た指標に有利子負債比率があり、これは自己資本に占める有利子負債の比率をあらわします。
これも財務の健全性や安全性を示す指標となります。

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